こんにちは。バイトルやはたらこねっとなどのHR系サービスのテックリードをしている砂原です。
11月30日に3年ぶりに開催されたElasticのカンファレンスに参加してきました!
会場の様子
こちらはメイン会場の様子です。
こちらはElasticsearch社のブースです。
日本人エンジニアの方がいらっしゃったので、英語のドキュメントに躓いていたことが直接質問できてとても助かりました。
本当にありがとうございます!!!!!
ご飯の様子です。
朝昼夜と美味しい軽食が提供されたのですが、写真を撮り忘れました。(奥の方に美味しそうな朝食のパンが写ってます)
夜はお酒も提供され、お酒を片手にさまざまな方とお話ができました。
セッション
今回は弊社から2名で参加したので、手分けをして満遍なく話が聞けるように分担しました。
私はユーザセッションや検索基盤としての話を中心に、もう一人はオブザーバビリティやSRE系の話を中心に聞きました。
全てのセッションの話を書くと長くなるので、特に印象に残ったセッションの感想を中心にご紹介していきます。
おそらく資料が公開される(されている)と思うので、ご興味があればそちらもご覧ください。
基調講演: Illuminate Your Possibility データ活用で可能性を最大化する
EnterpriseSearchのマネジャーであるMattさんの基調講演でした。
Elasticsearch社の10年間のあゆみを振り返りつつ、7.X→8.Xでオブザーバビリティ、セキュリティ、検索がそれぞれどのように進化するかのお話でした。
検索周りの話を抜粋すると以下です。
- 8.XではベクトルサーチやkNN検索などの機能を拡充し色々使えるようにする。
- 機械学習とも組み合わせて様々な検索を実現できるようにする。(画像検索や文章の意味検索など)
サーバレスアーキテクチャへの道
Elasticsearchの進化の歴史を振り返りつつ、フルマネージドでサーバレスなElasticsearchの予告でした!
現在開発中でリリース時期は未定とのことでしたが、とても楽しみです。
Elasticお客様活用事例: 株式会社ぐるなびさま
10年ほど運用したモノリシックなシステムをモダンなアーキテクチャにリプレイスしたお話でした。
単なるElasticsearchの活用例だけではなく、「リプレイスにあたってビジネスサイドと開発側がどのように関わったのか」「実際にプロジェクトをどのように進めていったのか」など詳細なお話が聞けました。
私どもも現在検索基盤をElasticsearchに置き換えるべくプロジェクトを進めているところなので、リリース前につまづいたポイントなども聞けてよかったです。
特に
- 大量データ更新のチューニングの勘所
- リリース後のマイナーバージョンアップのフロー
- 一時的なアクセス高騰時の対応
などの話が参考になりました。
カンファレンス終了後のネットワーキングの際にも詳細にお話を伺うことができ、感謝です!
おわりに
久々にオフラインのカンファレンスに参加しましたが、現地で他社のエンジニアと情報交換できるのは本当にいいなと思いました。
今後も状況が許せばオフラインのイベントに積極的に参加したいです。