dip Engineer Blog

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ディップ株式会社のエンジニアによる技術ブログです。
弊社はバイトル・はたらこねっとなど様々なサービスを運営しています。

RSGT2023に行ってきました!

はたらこねっと開発課の平尾です。

少し時間が経ってしまいましたがRSGT 2023に参加してきました。 RSGTとは Regional Scrum Gathering℠ Tokyo の略です。 多様性のあるスクラム実践者が集まり、アイディアを共有する場として開催されています。

2023年のページはこちら!

2023.scrumgatheringtokyo.org

今年はオフラインとオンラインのハイブリット開催でしたが、会場の熱気を感じたい…! ということで、平尾はオフライン参加しました。 会場の写真はあまり取っていませんでしたが、エスカレーターを上がって正面にはスポンサーボードがあり、スタッフの皆さまに明るく出迎えていただきました。

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心に残ったセッション

多くのセッションを聞きましたが、ここでは心に残ったものを3つ紹介します。

Keynote "Five Development Practices for Building Software with Scrum"

speakerdeck.com

Day1 の Keynote です。 スクラムの開発者視点で開発経験を改善し価値のあるソフトウェアを提供するため、必要なプラクティスをかいつまんで解説していました。

私たちのチームではビルド、デプロイの自動化はできていますが、一方でユニットテストやリファクタリングについてはまだまだ取り組むべき箇所が多く、これからも改善が必要だと再認識しました。 私が現在携わっている「はたらこねっと」は、サービス提供期間が20年以上と長いこともあり、仕様を実現するためのコードが複雑になっている箇所もあります。 複雑になっている箇所を改善し、より開発しやすく、かつより早く品質の高いソフトウェアの提供を実現するため、チームでこれからも取り組んでいければと思いました。

1つのアプリを開発する複数の職能横断チームの運用と今後 ~ タクシーアプリ「GO」の現状と未来 ~

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私たちのプロダクトは、1つのプロダクトを複数のチーム、複数のサービスを開発している形でやっています。 ですが、まだまだフィーチャーチームでサービスを横断して開発できている状態ではないので、これからのチーム体系を考えるためのイメージとして大変参考になりました。

組織の状態に合わせてあえてリソース効率優先になる部分も、チーム内で合意をとって進めている、というところを聞いていると、対話・コミュニケーションを大事にしていると感じたので、自分たちも見習っていきたいです。

なぜ変化を起こすのが難しいのか? - 数年以上に渡って難しさに向き合い考え取り組んできたこと / The reason why changing organization is so hard - What I thought and faced for more than several years

speakerdeck.com

Day 3 の Keynote です。 長い時間をかけて組織が変わっていくための要素や、それを実際に見てきた視点で語られており、興味深かったです。

特にシステム思考という部分は、開発環境よりも大きな視点での捉え方のように感じており、もっと自分自身の視座を高めて全体最適化などを見据えて行動する力が必要だと感じました。 また目標設定とメトリクスの部分では、一つの目標だけでなく相殺目標も明文化し、制約や前提を守りながら改善するという話がありました。 KPIや指標というものは金額やマシンパワーで解決できる部分もありますが、総裁目標を設定することで目標をより嬉しい形で達成できるというのは魅力的に思いました。

その他カンファレンスの感想

ランチタイムには綺麗で美味しいお弁当もありました。 いろいろ選択できる形になっていましたが、2日ともすき焼き弁当が取れなかったのが心残りです。 来年こそはリベンジしたいです。

お弁当
お弁当

またカンファレンスを通して、いろいろな方とお話しさせていただき、非常に刺激的な3日間を過ごせました。

クロージングのタイミングで、このRSGTで学んだことを明日からどう活かしていきたいですか? という話があったのですが、社内へ感想記事を投稿したり、社内でのLT大会での発表を通し、知見の共有に励んでいます。

より良いものを早く作れる開発組織にチームで向かっていけるよう、頑張っていきたいです。

最後に

より早く、より良いプロダクトを提供していくためにも、ディップは多くのエンジニアの手を必要としております。 アジャイル、スクラムの実践もこれからさらに知見を貯めていき、より良い開発環境にしていきたいです。 私、平尾はスクラムマスターとしても活動していますが、アジャイル、スクラムに興味がある方、実践している方とぜひ一緒に働きたいです。 もし興味を持っていただけましたら、ぜひ一度お気軽にカジュアル面談へお越しください。

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