はじめに
こんにちは。ディップ株式会社の24新卒エンジニアのジャスティンです!入社して1年が経過したので、入社理由と併せてこれまでの経験を振り返ろうと思います。
経歴
- 高校:そこらへんでフラフラしてた
- 大学:情報系の学部にて音メディア情報処理専攻(音楽の可視化研究)
- 課外:42tokyoに所属し、c言語でprintfを実装するなど低レイヤーの学習をしていた(大学2~3年)
- インターン:Simple株式会社のバックエンドエンジニア/Laravel(大学4年~卒業まで)
ディップに入社した理由
1. 人材業界に興味があった
ユーザーへの価値提供のイメージが分かりやすいという理由でtoCプロダクトの開発に魅力を感じていました。その中でも、求人検索サービスは学生時代に利用した経験があるため、開発のやりがいを感じられると考えました。
2. プロダクトの規模が大きい
学生自体の個人開発では小規模なプロダクトしか扱えなかったため、大規模なプロダクトの開発に携わりたいと考えていました。バイトルやはたらこねっとは20年以上、バイトルNEXTやナースではたらこは15年以上の歴史がある巨大なプロダクトです。また、ディップは新規サービスや社内サービスの開発も行っており、歴史あるサービスと新規サービスの両方に携われることが大きな魅力でした。
3. フルスタック志向を受け入れてくれた
入社前はバックエンドの経験しかありませんでしたが、将来的にはフルスタックなエンジニアになりたかったため、その意向を面談で伝えました。実際にフルスタックで活躍する社員の事例を紹介していただき、フルスタックエンジニアとしてのキャリアを描けると感じました。
その他の理由
- 技術スタックが自分に合っていた(学生時代によく使用していたLaravelが使われていた)
- 大企業に入ってみたかった
- 面談や内定者懇親会で社員の人当たりの良さを感じ、馴染めそうと感じた
- 六本木で働いてみたかった(2025年4月時点でエンジニアの拠点は四谷に移動)
入社後
4月(研修編)
入社後は1ヶ月間の新卒研修を行いました。
- ビジネス基礎(1週間):会社の歴史・理念や社会人としての基本姿勢を学習
- 技術研修(3週間):ハンズオン形式でスクラム開発、Docker、セキュリティ、インフラ構築、Gitなどを習得
特に印象的だったのはスクラム形式のミニハッカソンで、チームで協力しながら実際のプロダクト開発を体験しました。技術スキルだけでなく、同期エンジニアとの絆も深まった貴重な時間でした。
5月(バックエンド編)
1ヶ月間の研修の後、ナースではたらこの開発チームにバックエンドエンジニアとしてジョインしました。ナースではたらこは、フロントエンド・バックエンド共にTypeScript(Next.js & Nest.js)を採用しており、モダンな開発環境にワクワクしていました。
ジョイン直後はNest.jsを用いたバックエンド開発を行いました。小さなタスクをこなしながら、サービスのキャッチアップを進めていました。
6月(フロントエンド編)
チームの事情もあり、ジョインから1ヶ月でフロントエンドに転向しました。元々フルスタック志向でいつかフロントエンドに挑戦したいと考えていたため、願ってもない機会でした。Next.jsのキャッチアップを進めつつ、マーケティングツールとの連携実装やデザインの刷新など、多岐にわたるタスクを遂行しました。
10月(監視編)
サービスの監視体制に課題を感じ、自ら手を挙げて監視体制の構築に取り組みました。監視業務は初めての挑戦で、入社前には監視という概念すら知りませんでしたが、チャンスを与えてくださった上司に感謝しています。具体的な業務としては、サービスの外形監視やアラート設定を行いました。同期のインフラエンジニアに助けてもらいながら、組織での開発の楽しさを感じました。
余談ですが、この監視業務を通じて得た知見をNew Relic アドベントカレンダーに投稿したところ、大賞に選出していただき、New RelicオリジナルHHKBをいただくことが出来ました!(受賞した記事)
コマンドキーがNew Relicロゴになってて可愛いです
その他
上記の業務と並行して、輪読会の主催やイベントの開催など、組織活性化の取り組みも行ってきました。多様なバックグラウンドを持つエンジニアが所属するディップだからこそ、組織横断的な繋がりを持つことで強力な開発集団に成長できると考え、積極的に行動しました。
- New Relic(監視ツール)勉強会
- 24新卒エンジニアReal HTTP World輪読会
- フロントエンドのコードリーディング会
- 組織課題発見のためのブレインストーミング会
これらの話は別の記事で詳しく語ろうと思います。
入社から1年を振り返って
やりたいと言えばチャレンジさせてくれる
入社2ヶ月目には未経験だったフロントエンド開発を任せていただいたり、自ら課題を提案した監視構築も快く承認していただきました。ディップには「挑戦したい」という意思さえあれば、それを応援してくれる風土があります。
おかげで、バックエンドだけでなくフロントエンド、インフラ監視といった幅広い技術スタックを習得できました。ボトルネックを意識した実装やサービス安定性を考慮した設計など、多角的な視点でエンジニアリングができるようになったと実感しています。
さらに今年3月からは、エンジニア組織の課題感について上司に提言したことがきっかけで、 プレーヤーをはみ出してDevRel活動も担当することになりました。自分の可能性を広げられる環境にワクワクしています。
多種多様なサービス開発に携われる
入社から携わっていたナースではたらこの開発チームを離れ、2年目となるこの4月からはスポットバイトルの開発チームにジョインしました。下記の通りナースではたらことスポットバイトルは全く異なるサービスであり、新しい経験を積むことができています。
比較項目 | ナースではたらこ | スポットバイトル |
---|---|---|
ドメイン | 医療・看護 | スポットワーク |
技術スタック | TypeScript(Next.js, Nest.js) | Flutter, Go |
開発体制 | ややウォーターフォール | アジャイル(スクラム) |
転職しなければ得られないような幅広いサービス開発の経験を同じ会社内で得られることは、ディップの大きな魅力です。
みんな良い人
入社前は自分の実力が通用するか不安でしたが、ディップの社員は皆良い人ばかりで、穏やかな気持ちで仕事に取り組むことができました。質問もしやすく、スキルアップを実感しながら業務に取り組めました。休日にオフィスに集まってピザを食べながらもくもく会をしたのは良い思い出です。
みんなで食べたピンサ(ピザじゃなくてピンサと呼ぶらしい)美味しかったなあ
まとめ
ぶっちゃけ入社前には内定ブルーを感じていた時期もありましたが、入社して1年経ち、この会社を選んで良かったと自信を持って言えます!
また、この1年間の取り組みが評価され、クォーター顕彰や通期顕彰もいただくことができました!自分の活動や成長が会社に認められていることを実感でき、大きな励みになっています。
通期表彰に選ばれるとこんな感じの豪華なディナー会に招待していただけます
ディップでは、チャレンジを応援する文化や多様な技術に触れられる環境があり、エンジニアとして日々成長を感じることができます。これからも様々な経験を積みながら、サービスと自分自身の価値を高めていきたいと思います。