こんにちは!ディップ株式会社のDevRelです。
今回はディップのエンジニア、開発本部で隔週開催されている社内LT会の様子をレポートします。
ディップの開発組織では、知見の共有や外部登壇の練習などを目的に、組織全体でのLT会を隔週で行っています。今回のテーマはDDD(ドメイン駆動設計)、データ基盤、AIエージェント、コーディング規約など、非常に多岐にわたりました。
技術を楽しみ、常に一歩先を模索するメンバーたちの熱いLTを紹介します!🔥
!
社外秘のものもありますので概要説明だけのパートもありますがご了承ください
今回からハイブリッド開催です🙌🏻
1. なぜ今私たちは DDD に向き合うのか
新規プロジェクトに関わる佐藤さん。実務でのDDD実践について語りました。
開発の目的は、ビジネス言語をそのままコードに反映させ、ドメイン知識の断絶を防ぐことで、仮説検証のサイクルを早める強いプロダクトを作ること。手法として、イベントストーミングを用いてビジネスプロセスを可視化し、UIの詳細に惑わされない概念抽出を重視しています。 人間がイベントストーミングを通じて共通理解を築き、AIが仕様やコードの雛形を生成する。人間はより深い議論やレビューに集中するという、現代的な開発フローを提示しました。 ドメインを深く理解してモデルを磨き続けることは、プロダクトの成功に直結する。そんなメッセージが印象的でした。
2. 次世代データ基盤:Databricksを用いた運用効率化
木村 優子さん
データエンジニアの木村さんは、急成長するサービスにおける「変更に強いデータ基盤」の構築について語りました。
これまでは上流の仕様変更があるたびに、チャットツールを監視して手動で対応するアナログな運用が限界を迎えていました。この課題に対し、Databricksのレイクフローを検証。 上流でカラムが増えても、必要なデータだけを明示的に指定することでパイプラインを止めずに継続できる、疎結合な構成を実現しました。運用コストを抑え、エンジニアが本来の価値であるデータ分析に注力できる環境が整いつつあります。
3. Agent Skills で生産性を爆上げする
伊藤さんは、特定の専門知識を持たせたエージェントを構築する、Agent Skillsの活用例を紹介しました。
Issue番号を渡すだけで、実装からプルリクエストの作成までを自動化する仕組みです。実装、インフラ(Terraform)、レビューと、役割ごとにエージェントを分けるマルチエージェント構成をとることで、アウトプットの精度を高めています。将来的には、インフラ構築のヒアリング段階からコード生成までを一気通貫で自動化する構想も語られました。
4. AIを使い倒して楽をするには(実験と教訓)
小倉 昂汰さん(24年新卒入社)
「いかに効率よく楽をするか」という好奇心から、エラー対応からリリースまでの全工程にAIを導入した実験レポートです。
調査にはCursor、レビューにはCopilot、評価やテスト作成にはDevinを連携させて工数削減を試みましたが、結果として指示出しやフォーマット調整に時間が取られ、逆に工数が増えてしまう場面もあったといいます。 AIに丸投げするのではなく、適材適所で隣に寄り添うパートナーとして使い分ける重要性が共有されました。失敗を恐れず、自ら人柱となって得た知見を還元する姿勢に会場も沸きました。
失敗を恐れず、自ら「人柱」となって知見を共有する若手の姿が印象的でした。
5. 「不幸を呼ぶ命名」にツッコミを入れる
赤堀 海さん(22年新卒入社)
会場が笑いに包まれたのが、コードの命名に関する発表です。
内容が伝わらない変数名や、日本語を無理やりローマ字にした表記など、過去に遭遇した扱いにくいコードの事例を紹介。命名に迷った際はAIを相談相手に活用し、独りよがりな名前を避ける。未来の自分や仲間の負担を減らすための、シンプルかつ大切な視点を再認識させてくれました。
6. 運営を通して学んだ、組織を前進させるコミュニティの形
関 陽平さん(24年新卒入社)
最後は、LT会などの運営を担ってきた関さんです。
この会は2024年から始まり、代々新卒メンバーが運営を引き継ぎながらコンテンツを磨き上げてきました。単なる情報共有の場にとどまらず、交流会を通じて組織の壁を越えたつながりを作ることを目指しています。今後はさらに一歩踏み込み、メンバー同士が共に戦える関係性を築くためのコミュニティへと進化させていく予定です。
今回のLT会を通じて・・・
DDDやAIエージェントなど、どうやって業務に活かすかを考えつつも、みなさん技術を楽しみながら使っている雰囲気がとても伝わってきました☺️このLT会、実は枠が争奪になる程登壇者がいるんです!また2週間後にもLT会が開催されるのでお楽しみに!
そしてディップでは27年、28年新卒の採用も行なっています!
今回佐藤くんが話してくれたDDDに関しては、直近2年間新卒も含めてAWSさんに協力いただきながらイベントストーミング研修なども行なっています!組織についてもぜひご覧ください!

