みなさんこんにちは! インフラソリューション部、兼、セキュリティ推進室の加藤です。
この度Google Cloudのユーザー会である、Japan Google Cloud Usergroup for Enterprise(愛称 Jagu'e'r)から本年度におけるCCoEの活動状況を集計して、レポート化した2023年度 CCoE国勢調査をリリースした事をお知らせいたします!
まずは自己紹介
私はインフラソリューション部で、はたらこねっとの運用保守を行っております。また、セキュリティ推進室を兼任しております。 理由としてインフラの運用・保守を行いつつ、CCoE活動の推進を図るため、自ら提案して兼任という形をとりました。セキュリティの視点から推進した方が弊社では捗ると考えたからです。
CCoE国勢調査とは?
7月20日にGoogle Cloud主催でCCoE Summit '23というイベントを開催しました。こちらはJagu'e'rのCCoE研究分科会主催で行われたもので、私も登壇させて頂きました。(選手宣誓のパロディをやっただけなのが登壇といえるのか怪しいですが・・・) Google渋谷オフィスのカンファレンスルームを貸し切って開催し、300名の現地参加と500名のオンライン参加という盛大なイベントとなりました。
そこで来場された方、オンライン参加された方から頂いたアンケートを集計し、2023年における活動状況をパッケージしたドキュメントを作成しました、それがCCoE国勢調査となります!
今年のデータでは既に数年前から組織化している企業以外にも、CCoEを始めたばかり、これから始めたいという企業からのご回答が数多く見受けられ、CCoEへの関心の高さとあわせて、プラクティスの収集と伝播が強く求められている事が伝わってきました。 そのため、当レポートは昨年との比較を行っている統計調査の側面を持つ、現役のCCoEへ現状の動向をお伝えする章と、あわせて、これからのCCoEに役立つプラクティスとなるべく書かれた章の二本立て構成となっており、それぞれのステージにおいて興味深い内容が書かれているものとなっており、是非ご一読頂きたいと考えております。
CCoEって何?という方にも読んで学びがあるものとなっておりますので是非ご一読頂けたら幸いです。
作成裏話
研究分科会の運営メンバーとディスカッションしながら進めていったのですが、特色として、データから新しいインサイトを得るため、また、普段の業務からのバイアスを削ぐ目的でLLMを活用して内容を作成しました。 それによってこれまで気づけなかった新たな気づきを得られるものとなっております。
また文章の見せ方もLLMを使いました。CCoEに興味あるけど、どう始めたら良いかわからない、や、用語が分からないといった声があるかと思いました。 そのフォローとしてコラムページを設けたら良さそう、とか、言葉遣いやフォントのタイプなどもLLMからアドバイスを得て作りました。 LLMを使うのは今更感もあるのですが、文章生成だけではなく、レポート作成において文章の見せ方にも踏み込んだ使い方をしているのはあまり見た事が無いので、その点は面白い使い方が出来たかなと思っています。
終わりに
今後も弊社でのCCoE取り組みを展開していけたらと思いますのでよろしくお願いします!
また、当レポートを読み、CCoEにご興味を持たれた方、またはCCoEとして活動を始めた、あるいはこれから始めるという方は、情報収集や相談の場としてJagu'e'r の CCoE 研究分科会を活用いただければと思いますので是非ご検討ください。