こんにちは!23新卒でディップへ入社した金子(@ryotaneko827)です。
現在、フロントエンド課で、はたらこねっとの開発を主に担当しています。
先日、24卒内定者向けにAWSハンズオンを実施しましたので、今回はそちらの内容を紹介します!
なぜAWSハンズオンを実施したのか?
弊社の主要サービスは、大半がAWS上で稼働しています。
ハンズオンを通してクラウドサービスへの抵抗感を減らし、基本的な知識を持ち帰ってもらい、業務でAWSを触った時に少しでも役に立ててもらえたら嬉しいなと思い、企画しました!
実施内容
実施内容がボリューミーだったため、基礎編と応用編の2回に分け、応用編は土曜日に実施させていただきました。
今回のハンズオンでは、以下のスキルが身につけられる内容にしました
- EC2インスタンスにWebアプリケーションを載せる方法と、Webサーバーの基本知識(基礎編)
- AWS を使ってより安全にサービスを運用する方法(応用編)
- ウェブサービスの規模に合わせて、柔軟にシステムを拡張する方法(応用編)
今回勉強会に参加してくれた方々には、メニューや飲み物が選べるフードボックスをお届けしました!飲み物はお酒も選べます🍺
基礎編:EC2インスタンスを構築し、NginxでReactアプリケーションをホスティングしよう!
仮想サーバーの基本、Webサーバーの仕組み、Linuxコマンドの基本的な使い方を学べる内容にしました。
VPCとサブネットはあらかじめこちらで用意し、EC2インスタンスの作成から取り組んでもらいました。
資料はNotionで作成・共有し、作業を画面共有しながら進めました。
応用編:AWSで、障害に強いWordpressサーバーを構築してみよう!
応用編では基礎編で学んだことを活かし、VPC, EC2, RDS, ELB, AMIの作成、RDSのマルチAZ構成など、より実践的な内容に取り組んでいただきました。
資料は、AWSがWorkshop Studioで公開しているものをベースに、弊社の環境に合わせてカスタマイズしました。
お昼はみんなで食事をしながら、Gartic Phone(伝言ゲーム)をしたり、雑談をして楽しみました!
今回は内定者の参加者が2名だったということもあり、想定よりも進捗が早かったため、EC2をさらに活用して、GitHub Actionsのセルフホステッドランナーを構築して、workflowを作成するという内容を追加しました。
資料は、以前社内で実施した勉強会の資料があったので、それをベースにしました。
弊社ではGitHub Enterprise Serverを利用するケースが多く、その際にGitHub Actionsのセルフホステッドランナーを構築することがあるため、実際に触ってもらうことで、業務での活用につなげてもらえたらと思い、実施しました。
事後アンケート
基礎編、応用編ともに事後アンケートを実施し、以下のような結果となりました。
まとめ
AWSハンズオンの企画を行う中で、自分自身普段はフロントエンドの業務に特化しているため、知識不足な部分も多々ありましたが、私と同期であるインフラチームのメンバーの協力もあり、無事にやり切ることができました!
そして、運営者側としても、NATゲートウェイとインターネットゲートウェイの使い分けや料金、IAMの権限周りなど、勉強になることが多く、とても有意義な時間でした。
弊社では、他にも様々な勉強会を日常的に実施しています。
勉強会は参加者の知識を深めるだけでなく、他の人に教えることで自分の理解を深めることができるので、今後も積極的に参加・開催していきたいと思います!