こんにちは!エージェント開発課の有村です!
11/26 ~ 12/1の5日間, ラスベガスで開催されたAWS re:Invent 2023に参加してきましたので、イベントの様子や感想をお伝えします!
re:Inventとは
re:InventはAWSが主催する「学習」を目的としたカンファレンスです。
毎年一度11月末〜12月初めの5日間で開催され、日本を含め世界中から参加者が集まる大規模なカンファレンスとなります。
詳しい内容は本記事で紹介しますが、re:InventではAWSに関する最新アップデートを聞けるだけではなく、楽しく学習できるコンテンツが提供されています!
Expoの様子
メイン会場であるホテル・ベネチアンのExpo会場ではさまざまな企業のブースがあり、そこで製品の紹介やAWSの活用事例を聞けたり、ノベルティを貰えたりします。
たくさんのブースを回ってTシャツやタンブラーを頂いたため、帰る頃には90Lのスーツケースがパンパンになってしまいました・・!
基調講演
二日目の朝に行われる基調講演では、AWSの重大なアップデートが発表されるため、早朝から並んで待っている人でいっぱいでした。
re:Inventの目玉イベントということもあり、公演が始まる前からバンドの演奏があるなど、演出が豪華でした。
今回の基調講演では「Amazon Q」「S3 one zone express」などが発表されました。
特にAmazon Qの発表では会場が大盛り上がりでした!
Amazon Q
今回発表されたAmazon QはAWSの生成AIアシスタントで、AWSのリソースの利用方法やエラー解消方法をチャット形式で質問できたり、Slackなどのコミュニケーションツールと連携してchat bot的な使い方ができます。
今までAWSの操作でつまづいた時にドキュメントを探して読みながら操作を行なっていたところを、Amazon Qに質問して素早く解決できるのは大きいですね!
マラソンに参加!?
3日目の朝には「5K run」というチャリティーマラソンが開催されました!
私も参加しようと思い、日本からランニングシューズを持ってきたのですが、当日寝坊するというハプニングが発生…
会場まで急いでダッシュして、開始時刻に遅れながらもなんとか参加できました!
ジョギングのコースはなんと、イベント用に貸し切られた道路となっておりました!
5キロを走り終えて、S3バケットくんと記念写真を撮りました。
手を動かして学べるコンテンツ
AWSの活用事例等の講演のほか、仮想環境上で手を動かしてAWSについて学べるワークショップや、チームでAWSを操作して課題を解決するGameDay / JAMといったコンテンツもあります。
ワークショップ
各ワークショップには「セキュリティインシデントが発生した時の対応」「フロントエンドのパフォーマンスを可視化する」などといったテーマが設けられていました。
実際に参加してみて、
- Config Rulesを利用することによって、S3バケットの公開設定やEC2のセキュリティグループ設定等にルールを設ける事ができる
- Guard Dutyではリソース・重要度・属性ごとにセキュリティ的な脅威を検出する事ができる
- Cloud Watch RUMを導入すると、Web VitalsやApdexスコアといったUX関連の指標を簡単に可視化できる
などといった普段業務で触る機会が少ないサービスに関する知見や、「こんなユースケースがあるんだ」といった発見を得る事ができました!
GameDay / JAM
GameDay, JAMと呼ばれるタイプのセッションは、「チームでAWSを操作し、与えられた課題をもとに実装や不具合の修正を行う」「課題を解決するごとにポイントが入り、他のチームと競い合う」といった内容になっており、ゲーム感覚でAWSについて学びを深めることができます。
私も実際にJAMセッションに参加してみました!
一緒になったチームメイトと英語でコミュニケーションをとりつつ、与えられたシナリオをもとに、AWSのコンソール画面を操作しながら課題を解決していきました。
私たちのチームは残念ながら上位にはなれませんでしたが、学びや刺激の多い時間を過ごすことができました!
イベントの〆に「re:Play」
なんとイベントの最後には打ち上げのような楽しいイベントが用意されております!
食事やドリンクが楽しめるだけではなく、DJやバンドのライブ演奏を聴けたり、ラジコン大会やドッジボールなどのアクティブを楽しめたりもします!
一週間を振り返ってみての感想
AWSに関する最新発表を聞くだけではなく、マラソンのようなアクティビティや実際にAWSのサービスを触るワークショップなどさまざまなコンテンツを楽しむことができ、多くの刺激や学びを得られた1週間でした!
特にワークショップやGameDay, Jamといったセッションは、能動的にAWSを学ぶことができ、「社内でもメンバーを集めて似たようなイベントを開催したいな」と思えるほどでした。
今回イベント参加で得られた知見を普段の業務やプロダクトの改善に活かしていきたいと思います!