こんにちは!
はたらこねっと開発課でバックエンドエンジニアをしている大塚です。
2024/03/07 〜 09に開催されたPHPerKaigi2024に参加されていた皆さん、お疲れ様でした!
8日には社員1名のLT登壇、3日間通しでのブース出展と、PHPerKaigiを盛り上げられたと思います。
そんなPHPerKaigiの参加レポートをさせていただきます。
ブース
今回も多くの方に足を運んでいただき、3日間で164名の方と交流することができました!(アンケート回答者数から算出)
ブースではアンケートボードを設置し、「働き方に関するアンケート」と「PHPに関するアンケート」を実施しました。
また、Googleフォームを利用した弊社の認知についてのアンケートも実施させていただきました。
これらのアンケートにお答え頂いた方にノベルティをお渡ししました。
他にも、ディップのプロダンスチーム「dip BATTLES」のXアカウントをフォロー頂いた方には、新作ノベルティのdipキーキャップをお渡ししました。
dip BATTLESの各SNSアカウントはこちら
- X:https://x.com/dip_BATTLES
- Instagram:https://instagram.com/dip_battles/
- TikTok:https://www.tiktok.com/@dip_battles
- YouTube:http://youtube.com/c/dipbattles
ノベルティ
ノベルティは下記のものを用意させて頂きました。
- バイトルのキャラクターである「バイチュー」がプリントされているハイチュー
- ディップロゴ入りプリングルス
- ディップロゴ入りコースター
- ディップロゴ入りキーキャップ
- 各種ステッカー
アンケート
アンケート結果は以下のとおりです!
設問 | 回答 | 合計 |
---|---|---|
普段使っているPHPのバージョンは? | 8.3:248.2:388.1:118.0:87.4:257.0-7.3:9もっと前:16 | 131 |
PHP歴は? | 20年〜:910年〜20年:23〜10年:78 | 110 |
普段使っているフレームワークは? | Laravel10:33Laravel9:5Laravel8以前:21CakePHP5:2CakePHP4:5CakePHP3:4Codeigniter:5Symfony:9その他:11使ってない:22 | 115 |
毎回恒例の「PHPに関するアンケート」ではPHP8.0のEOLに伴い使用比率も変わってきているようですね!
「働き方に関するアンケート」では、エンジニアならではの働き方へのこだわりなどを聞くことができました! 皆さんのこだわりに関して様々なお話ができてとても楽しかったです!
トーク
今回はDay 1のルーキーズLTにて当社の渡邉が登壇しました!
内容は、PHPを使用してPCから音を鳴らす、というものでした。
PHPerkaigiではトーク終了後、観客の方からフィードバックをいただきますが、「勉強になった!」、「FFI夢がある」など、ありがたい声を数多く頂戴しました。
ディップとしては今後更にカンファレンスでの情報発信をしていく予定ですので、お楽しみに!
セッションの感想
はたらこねっと開発課のメンバーにセッションの感想を聞いてみました!
キャッシュと向き合う、キャッシュと共に生きる[report by 赤堀 海]
昨年の「PHPerKaigi 2023」に引き続き「PHPerKaigi 2024」も参加させていただきましたが、今年も大盛り上がりでとても楽しませていただき、改めて大好きなイベントだなと感じました。
そんな私が今回一番印象に残ったセッションは「キャッシュと向き合う、キャッシュと共に生きる」というセッションです。
私は今までキャッシュを雑に使用していました。例えば、ABテストのために一時的に変数をキャッシュしたり、単純にパフォーマンス向上のためにキャッシュを使用したりしていました。
しかし、このセッションを聞いてキャッシュのメリット・デメリットを理解し、キャッシュは極力使わない方が良いということや、ゴールや目的を明確化した上で本当にキャッシュが必要か検討する重要性を学びました。
今後もキャッシュとは上手く付き合っていく必要があると思います。このセッションで得た知識を十分に活かして今後も開発を頑張りたいと思います!
こんな静的解析導入は負けフラグ[report by 髙橋 宏暢]
まず印象に残ったのが、こちらのセッションです。
自分自身も静的解析の導入に携わる機会があり、タイムリーだったので興味深く聞いていました。
静的解析導入にあたり基本的だが忘れがちな大切なことを学ぶことができ、特に”CIだけでなくローカルでも動かして開発のパートナーとして使う”という部分はすぐに取り入れてみようと思いました。
その他にも、「超巨大!超重要!な処理のリファクタリングにどのように向き合っているか」や、「マイクロサービスがほしいと思ったときに本当に必要だったもの〜なぜ人は共通基盤の夢を見るのか〜」など、実際にリファクタやマイクロサービス化に取り組んだ経験談や知見はリアリティがあり、書籍などでは見えてこないデメリットや難しさを知ることができて面白かったです。
また、技術への探究心が強い開発者と触れ合うことで自分自身の技術に対しての勉強意欲や興味が増したのが何よりも大きな収穫だったかなと思います。
「"品質"が高いコード」って何?[report by 大滝 達也]
スピーカーの方は、品質が高いとは要求を満たしていることであると説明し、ISO25000でもそのように定義されていると述べていました。
特に、要求が理解できない場合は、自分がどう捉えたかを列挙し認識を合わせるという点は非常に参考になり、要件定義の際などで活かしていきたいと思いました。
はじめてのメンバー育成。マネージャーとメンバー視点で振り返る1年間[report by 大滝 達也]
スピーカーの方は、育成初期に相互理解する時間を作ること、適切な期待をかけることの重要性を説明していました。
また、半年~1年のスパンでのタスクシェアや一緒に作業するもくもく時間の導入、期待を言語化して明確に伝えることなど、具体的な育成方法を示してくれました。
自分がどうだったで考えずその人を見るという視点は、人材育成の視点として非常に重要だと感じました。
私自身も4月から入社2年目となり、後輩が入ってくるためセッションで学んだ内容を活かしたいと思います。
B+木入門:PHPで理解するデータベースインデックスの仕組み[report by 伊東 優介]
このセッションはPHPでは主に競プロ・就活・パフォーマンス改善などでしか意識することのないデータ構造について解説していました。
ここでは私たちが「配列」という名前で無意識のうちにデータ構造を使っていると聞き、PHPの配列の便利さを再認識しました。
また、二分木や並行木の探索の方法とそれによる探索時間の違いなどもわかりやすく説明していて、普段なんとなくやっていることの原理を理解することができました。
このセッションをきっかけとして、今後さらにデータ構造やアルゴリズムについて根本から理解し、業務・サービス改善に活かしていきたいと思いました。
まとめ
昨年に引き続き今年もプラチナスポンサーとして参加させていただきました。
ブース出展も行い、さまざまなPHPerの方々と交流することができました。
若手もメンバーも参加し、学びと刺激のある3日間になったと思います!
ディップは今後もさまざまなイベントやカンファレンスに参加させて頂く予定ですので、ブースを見かけたらぜひお声がけください!
PHPerKaigi2024に関わったすべての皆様に改めて御礼申し上げます。ありがとうございました!